麻布台ヒルズは、森ビルが2019年8月から開発を進めている施設というより「広場」のような街で、2023年秋にオープンする予定です。
麻布台ヒルズは、東京メトロ日比谷線の神谷町駅と南北線の間に広がる広大な土地を麻布台ヒルズというブランドで統一された広場のような街として計画されています。
街には複数のオフィスビル、住宅、ホテル、都心最大級の生徒数を誇るインターナショナルスクール「THE BRITISH SCHOOL IN TOKYO」、約150店舗がエリア全体に広がる商業施設、文化施設などから構成されます。
森ビルがこれまで手掛けてきた六本木ヒルズやアークヒルズ、虎ノ門ヒルズ等のヒルズとは全くコンセプトもスケールも異なる施設というより、コンパクトシティのような空間です。
従って、麻布台ヒルズの最寄り駅は、六本木一丁目駅と神谷町駅となりますが、
目的の施設によっては、六本木一丁目駅が最寄り、神谷町駅が最寄りということになります。
オフィス棟となるメインタワーは、六本木一丁目駅と神谷町駅のちょうど中間地点に開設されます。
麻布台ヒルズ内に開設されるオフィス棟一覧
<メインタワー>
貸室面積 : 約204,000㎡(約61,710坪)
階数 : 7階~52階
基準階面積 : 約4,300㎡(約1,290坪)~約4,840㎡(約1,460坪)
<西棟>
貸室面積 : 約4,200㎡(約1,270坪)
階数 : 3階~5階
基準階面積 : 約1,400㎡(約420坪)
<低層棟>
貸室面積 : 約5,700㎡(約1,724坪)
階数 : 3階~5階
基準階面積 : 約1,620㎡(約500坪)~約2,000㎡(約600坪)
具体的には以下の地図のようになる予定です。
麻布台ヒルズプロジェクト 概要
計画名称 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目および六本木3丁目の各地内
開発区域面積 約8.1ha
敷地面積 約63,900m²
建築面積 約37,100m²
延床面積 約861,700m²
オフィス面積 約213,900m²
緑化面積 約2.4ha
住宅戸数 約1400戸
店舗面積 約24,000㎡
用途
住宅、事務所、店舗、ホテル、インターナショナルスクール、中央広場、文化施設 他
階数 地上64階・地下5階 他
高さ 約330m 他
着工 2019年8月
竣工 2023年6月(A街区(麻布台ヒルズ森JPタワー)・C街区(ガーデンプラザ))
構造 S造(一部SRC造) 他
設計 森ビル(株)
施工 清水建設(株)、三井住友建設(株)、(株)大林組 他
施行 施行者:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合、特定建築者:森ビル(株)